ホームページビルダーは時代遅れ?6つの理由と乗り換え判断まで解説

ホームページビルダー 時代遅れ

ホームページビルダーを使い続けているけれど、このままでいいのか不安に感じてこの記事にたどり着いた方は多いと思います。

結論から言うと、集客を目的とした事業用サイトであれば、ホームページビルダーは現時点で最善の選択肢とは言えません。 デザインの古さやSEO機能の限界など、現代のWeb運用に必要な要素が十分に備わっていないからです。

ただ、だからといって「すぐ捨てるべき」とも言い切れないのが正直なところです。使い続けていい状況もあれば、今すぐ乗り換えを検討すべき状況もあります。

この記事では、ホームページビルダーが時代遅れと言われる具体的な理由から、使い続けることのリスク、乗り換え先の選び方まで、中小企業のサイト制作とSEO支援に日々携わっている現場目線で解説します。

ホームページ制作
目次

ホームページビルダーが時代遅れと言われる6つの理由

ホームページビルダーが時代遅れと言われる背景には、複数の機能的な限界があります。

  • インストール型のため場所を選ばず編集できない
  • デザインテンプレートが古くモバイル対応も不安定
  • SEO集客に必要な記事更新の仕組みがない
  • アップデート頻度が低く将来性に不安がある
  • ECや動的コンテンツの実装がほぼできない
  • 困ったときに解決策が見つかりにくい

ここでは、それぞれについて詳しく解説します。

1、インストール型のため場所を選ばず編集できない

ホームページビルダーはパソコンにソフトをインストールして使う「インストール型」のツールです。そのため、インストールしたパソコンがなければサイトを編集できません。

たとえば、以下のような場面では対応できないことがあります。

  • 外出先で「今日のセールをすぐサイトに掲載したい」
  • 自宅のパソコンが故障して、別の端末で作業したい
  • 出張中にお知らせページを更新したい

現在主流のWixやStudioといったクラウド型ツールは、インターネット環境さえあればどのデバイスからでも編集・更新ができます。働き方が多様化した今、この差は思っているより大きく響きます。

2、デザインテンプレートが古くモバイル対応も不安定

ホームページビルダーのテンプレートは、2010年代前後のデザインテイストを踏襲しているものが多く、現代のサイトと比べると見た目の古さが目立ちます。実際にインストールして確認してみると、全体的にシンプルというより「素朴」という印象を受けます。

イメージとしては、街中で見かける昔ながらの手書き看板のような感じです。情報は伝わるものの、洗練されたデザインのお店と並んだときに見劣りしてしまう、そういった状況に近いかもしれません。また、スマートフォンからのアクセスが全体の過半数を占める現在、モバイル対応(レスポンシブデザイン)は必須ですが、クラウド型ツールと比べると仕上がりの精度や調整のしやすさに差があります。

3、SEO集客に必要な記事更新の仕組みがない

SEO(検索エンジン最適化)で集客を狙うには、ターゲットキーワードに沿った記事を継続的に追加していく「コンテンツSEO」が現在の王道です。しかしホームページビルダーには、ブログや記事を量産するためのCMS(コンテンツ管理システム)機能が標準で備わっていません。

たとえば「大阪 整体 肩こり」で検索上位を狙いたい整体院があったとして、そのためには関連する記事を複数ページ作成・蓄積していく必要があります。具体的には以下のような対応が必要です。

  • 「肩こりの原因」「整体とマッサージの違い」など関連記事を継続投稿する
  • 各記事にキーワードを適切に配置してインデックス(Googleへの登録)を促す
  • 記事同士を内部リンクでつなぎ、サイト全体の評価を高める

ホームページビルダーではこの仕組み自体がないため、どれだけ時間をかけても検索からの集客には限界があります。WordPressやStudioであればCMS機能が標準装備されており、専門知識がなくても記事の追加・更新が簡単に行えます。

4、アップデート頻度が低く将来性に不安がある

かつては毎年のようにバージョンアップが繰り返されてきたホームページビルダーですが、現行の最新版であるホームページビルダー23がリリースされるまでには、前バージョンから約5年のブランクがありました。

たとえるなら、スマートフォンのOSが5年間アップデートされないまま使い続けるようなイメージです。セキュリティや新機能への対応が遅れるだけでなく、いつサポートが終了してもおかしくないという不安が常につきまといます。ユーザー数の減少に伴い開発リソースが保守中心に移行している可能性が高く、長期的にサイトを育てていく前提で考えると、将来性という観点での不安は否定できません。

5、ECや動的コンテンツの実装がほぼできない

ホームページビルダーで作成したサイトは、基本的に「静的サイト」です。静的サイトとは、あらかじめ用意したHTMLファイルをそのまま表示する形式のことで、ユーザーの操作に応じてページの内容が変化するような動きには対応できません。

たとえば、以下のような機能は静的サイトでは実現できません。

  • 商品の在庫状況をリアルタイムで反映する
  • 会員ごとにページの表示内容を変える
  • 予約フォームと連動してカレンダーを自動更新する

事業の成長に合わせてサイトに機能を追加したくなったとき、ビルダーでは対応できないケースが多くなります。

6、困ったときに解決策が見つかりにくい

WordPressやWixであれば、使い方や不具合の解決策をネットで検索するとすぐに情報が見つかります。しかしホームページビルダーは利用者数が少ないため、ネット上の情報量が圧倒的に少ない状況です。

たとえるなら、マニュアルのない家電を使っているようなものです。動かなくなったときに調べても答えが出てこない、メーカーに問い合わせるしかない、という状況は運用負担として じわじわ効いてきます。特に社内にWeb担当者がいない中小企業にとっては、「調べても出てこない」というストレスが積み重なりやすい点も、見落とされがちなデメリットです。

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使い続けると起きる3つのリスク

ホームページビルダーの限界は「今すぐ困る」というより、じわじわと影響が出てくるタイプのものが多いです。気づいたときには取り返しのつかない状況になっていた、というケースも少なくありません。使い続けることで起きうるリスク3つが以下になります。

  • 検索順位がつきにくいサイト構造になる
  • サポート終了で突然更新できなくなる
  • 競合との見た目格差が静かに広がり続ける

ここでは、それぞれについて詳しく解説します。

1、検索順位がつきにくいサイト構造になる

ホームページビルダーで作成した静的サイトは、Googleからの評価を積み上げるうえで構造的に不利な面があります。記事の蓄積ができない、内部リンクの設計が難しい、ページの更新頻度が上げにくいといった点が重なり、結果として検索順位がつきにくい状態になりやすいです。

たとえるなら、広告も看板も出していないお店を路地裏に構えているようなものです。

実力があっても、そもそも見つけてもらえない状況が続きます。Googleはサイトの更新頻度やコンテンツの充実度を評価基準のひとつにしており、ホームページビルダーのような静的サイトでは、その基準を満たし続けることが難しくなります。

2、サポート終了で突然更新できなくなる

ホームページビルダーはバージョンごとにサポート期限が設けられており、期限を過ぎると公式サポートが受けられなくなります。さらに、WindowsのOSがアップデートされた際に旧バージョンのソフトが動作しなくなるケースもあります。

たとえば、ある日パソコンをWindows Updateしたら、ホームページビルダーが起動しなくなった、という事態は実際に起きています。新しいバージョンへのアップグレードは有料で、場合によっては新しいソフトを購入するのと変わらない金額になることもあります。サイトの更新が突然できなくなるリスクは、事業運営において無視できない問題です。

3、競合との見た目格差が静かに広がり続ける

Webデザインのトレンドは年々変化しており、現在のユーザーは洗練されたサイトを日常的に目にしています。ホームページビルダーのテンプレートベースのサイトは更新を重ねても見た目が大きく変わらないため、競合他社がサイトをリニューアルするたびに相対的な見劣りが進んでいきます。

これは自分では気づきにくいのが厄介なところです。自社サイトは毎日見ているので慣れてしまいますが、初めて訪れたユーザーや競合と見比べた見込み客には、古さがはっきり伝わっています。サイトの第一印象は信頼感に直結するため、デザインの陳腐化は集客だけでなく成約率にも影響を与えます。

ホームページの乗り換え先の選び方と移行のポイント

ホームページビルダーからの乗り換えを検討するとき、「どのツールが自分に合うか」で迷う方がほとんどです。ツールによって得意なこと・苦手なことが異なるため、目的に合わせて選ぶことが重要です。

  • WordPress・Wix・Studioの違いを簡単比較
  • 移行支援の現場でわかった「乗り換えを迷う事業者」の傾向
  • ホームページビルダーをあえて使い続けていいケース

ここでは、それぞれについて詳しく解説します。

WordPress・Wix・Studioの違いを簡単比較

乗り換え先として名前が挙がりやすいのが、WordPress・Wix・Studioの3つです。

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WordPressWixStudio
運用難易度やや高い低い低い〜中程度
デザイン自由度高い中程度非常に高い
SEO対策◎ 最も得意△ 基本的な対応のみ○ 対応可能
モバイル対応○ テーマ依存○ 自動対応◎ 優秀
ブログ・記事更新◎ 得意○ 可能○ 可能
EC機能○ プラグインで対応○ 標準搭載△ 限定的
月額費用の目安サーバー代1,000円〜約1,700円〜無料〜約3,000円
こんな人に向いているSEO集客を本格的にしたい手軽に始めたいデザインにこだわりたい

SEO集客を重視するならWordPress、手軽さを優先するならWix、デザイン品質を求めるならStudioが、それぞれの選択肢として有力です。ホームページビルダーからの乗り換えであれば、まずWordPressかStudioを検討するケースが多いです。

WordPress(ワードプレス)

世界シェアNo.1のCMSで、ブログ・コーポレートサイト・ECサイトまで幅広く対応できます。カスタマイズの自由度が高い反面、サーバーの契約やプラグインの管理など、ある程度の運用知識が必要です。SEOで本格的に集客したい事業者に最も向いているツールといえます。

Wix(ウィックス)

直感的な操作で誰でも簡単にサイトを作れるクラウド型ツールです。デザインの自由度も高く、初心者でも見栄えのいいサイトが作りやすいです。ただし、一度選んだテンプレートを後から大きく変更しにくいという制約があります。

Studio(スタジオ)

国産のクラウド型Web制作ツールで、デザインの質が高くレスポンシブ対応も優秀です。コーディング不要でプロ品質のサイトが作れる点が強みで、デザインにこだわりたい方や制作会社との協業にも向いています。

移行支援の現場でわかった「乗り換えを迷う事業者」の傾向

実際にホームページビルダーからの移行をご相談いただくケースでは、ある共通した傾向があります。それは「乗り換えたい気持ちはあるが、今のサイトへの愛着と移行コストへの不安で踏み切れない」という状態です。

特に多いのが、長年かけてコツコツ更新してきたサイトを持つ小規模事業者の方です。ページ数が増えれば増えるほど移行の手間も増えるため、「どうせやるなら完璧に移行したい」という気持ちが先に立ち、結果として何年も判断を先送りにしてしまうケースがあります。

ただ、実際に移行してみると「なぜもっと早くやらなかったのか」という声をいただくことがほとんどです。移行後にWordPressでブログ記事を追加し始め、半年ほどで問い合わせが増えたという飲食店や、Studioへの移行後にスマホからの予約が増えた整骨院の事例もあります。完璧なタイミングを待つより、早めに動いた方が結果的に得をすることが多いです。

ホームページビルダーをあえて使い続けていいケース

ここまで課題点を挙げてきましたが、すべての人がすぐに乗り換えるべきかというと、そうとも言い切れません。以下に当てはまる場合は、ホームページビルダーを使い続けることも現実的な選択肢です。

  • 検索集客を目的とせず、名刺代わりの情報掲載ができれば十分な場合
  • 更新頻度が年に数回程度で、現状のサイトに大きな不満がない場合
  • すでにビルダーの操作に慣れており、移行コストをかける優先度が低い場合

たとえば、地元の常連客だけを相手にしている個人店や、サイトよりSNSを主な集客手段にしている事業者であれば、無理に乗り換える必要はありません。ツールはあくまで手段であり、目的に合っているかどうかが判断の基準になります。

ホームページビルダーの料金と最新バージョン

ホームページビルダーの導入を検討している方、あるいは現在使っているバージョンの見直しを考えている方のために、最新の料金情報ご紹介します。

ホームページビルダー23の価格とプラン

2025年6月27日に発売された最新版「ホームページ・ビルダー23」の個人向け価格は、通常版が29,700円、アップグレード版が22,880円です。

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モード特徴向いている人
ホームページ・ビルダーSPパーツをドラッグ&ドロップするだけで操作できるHTMLの知識がない初心者
ホームページ・ビルダー クラシックHTMLやCSSを直接編集できるコードにこだわりたい経験者

なお、サーバーやドメインは別途契約が必要で、ホームページビルダー公式のサービスを利用する場合は月額費用もかかります。自分でサーバーとドメインを用意する場合と比べてコストが割高になるケースもあるため、契約前に料金体系をしっかり確認しておくことをおすすめします。

バージョンアップのコストと注意点

ホームページビルダーはバージョンごとに買い切り型の購入が必要で、新しいバージョンへの移行は無償ではありません。

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ホームページ・ビルダー22ホームページ・ビルダー23
通常版価格販売終了29,700円
アップグレード版価格販売終了22,880円
サポート終了日2028年3月31日2033年3月31日
Windows11対応非対応対応

サポートが終了したバージョンを使い続けると、不具合が発生しても公式からの対応が受けられなくなります。たとえるなら、保証期限が切れた家電をそのまま使い続けるようなものです。壊れたときに修理が頼めない状況でも使えているうちは問題ないように見えますが、いざトラブルが起きたときの対応手段がなくなります。特にWindowsのOSアップデートのタイミングでソフトが動作しなくなるケースもあるため、バージョンとサポート期限は定期的に確認しておくことが大切です。

ホームページの乗り換えはプレジャークリエーションにお任せください

ホームページビルダーからの移行を検討しているけれど、「何から始めればいいかわからない」「移行後の運用が不安」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

プレジャークリエーションは、大阪・堺市を拠点に中小企業のホームページ制作とSEO支援を行っているWeb制作会社です。ホームページビルダーからWordPressへの移行はもちろん、制作後の検索集客まで一貫してサポートしています。

  • 現状のサイト診断:今のサイトの課題を整理し、移行の優先度をご提案します
  • 移行先のご提案:業種・目的・予算に合わせて最適な内容をご提案します
  • 制作〜運用までサポート:作って終わりではなく、集客につながるサイト運用までお手伝いします

「まずは話を聞いてみたい」という段階でも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

この記事では、ホームページビルダーが時代遅れと言われる理由から、使い続けることのリスク、乗り換え先の選び方まで解説しました。最後に要点を整理します。

  • ホームページビルダーはインストール型・静的サイトという構造上、SEO集客や機能拡張に限界がある
  • デザインの古さ・アップデート頻度の低下・情報の少なさも、運用上の障壁になりやすい
  • 使い続けることで、検索順位・サポート切れ・競合との格差という3つのリスクが積み重なっていく
  • 乗り換え先はWordPress・Wix・Studioの3つが有力で、目的に合わせて選ぶことが重要
  • 検索集客を必要としない用途であれば、あえて使い続けることも選択肢のひとつ

ホームページビルダーが悪いツールというわけではありません。ただ、「集客できるサイトを育てたい」という目的がある場合、ツールの限界がそのまま事業の限界になってしまいます。

乗り換えのタイミングに正解はありませんが、迷っているうちにも競合のサイトは着実に育っています。まずは現状のサイトが今の目的に合っているかどうか、この機会に見直してみてください。

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