ホームページとウェブサイトの違いとは?目的をわかりやすく解説!
よく耳にする「ホームページ」と「ウェブサイト」ですが、明確な違いがあります。「ホームページ」とはトップページを意味し、「ウェブサイト」とはトップページも含むウェブページの集合体を意味します。
一般的には、ホームページやウェブサイトは同じものという認識がありますが、役割も異なります。
そこで、この記事では「ホームページ」と「ウェブサイト」の違いを初め、サイトの目的をわかりやすく解説していきます。
そもそも、ホームページとは?
ホームページとはWEB上に表示するトップページのことを意味します。自社のサービスや会社の情報をインターネット上に公開するためのウェブページのこと。「HOME」の名の通り、ホームページの出発地点としてトップのページを含むウェブサイトを「ホームページ」と呼びます。
ホームページは、「土地(サーバー)」「住所(ドメイン)」と「家(ホームページ)」からなる構造でできています。ホームページにはドメインという住所があることでインターネット上に公開されており、ドメインがなければWEB上にホームページを表示することができません。
そのため、ホームページには「サーバー」と「ドメイン」があり「ホームページ」をネットに公開することができます。
ホームページとWEBサイトの違いは?
「ホームページ」と「ウェブサイト」は同じですが、ホームページはページの先頭を意味し、ウェブサイトはホームページも含む集合体のこと。
ホームページとは、トップページのこと。トップページはウェブサイトのトップに表示されるページのこと。
ウェブページとは、ホームページを含むページの集合体のこと。
ホームページにアクセスしてきたユーザーは、トップページを経由してウェブサイトを閲覧します。
例えば、「ホームページ制作」のキーワードでアクセスしたユーザーAさんが、トップページに表示されている「料金プラン」のページをクリックし、次のページを閲覧。
のように、検索結果からホームページにユーザーが流入してきて、ウェブサイトを閲覧していきます。また、コンテンツマーケティングを行っている場合には、直接ウェブページにアクセスすることもあります。
本来は「ホームページ」=「トップページ」ですが、現代では「ホームページ」=「ウェブサイト」という認識が高い傾向にあります。
ウェブサイトの種類
ECサイト
ECサイトとはショッピングサイトのこと。パソコンやスマートフォンからecサイトを通じて商品を購入することができ、「楽天市場」や「Amazon」などの大手通販サイトもまたECサイト。
- オンライン決済
- 商品管理
- セキュリティ
- マーケティング
- 顧客サービス
自社商品の販売をするプラットフォームとして活用が可能です。B2C(Business to Consumer)やB2B(Business to Business)での取引にも使用されるサイトで、オンライン決済や商品管理、セキュリティなどの重要性が求められます。
コーポレートサイト
コーポレートサイトは、企業や組織が自らの存在や活動に関する情報を提供するための公式なウェブサイトです。一般に、企業のオンラインプレゼンスを確立し、外部ステークホルダー(株主、顧客、取引先、投資家、求職者など)とコミュニケーションをとるための手段として使用されます。
- 企業情報
- 製品・サービスの情報
- 投資家向け情報
- ニュース・プレスリリース
- CSR(企業の社会的責任)活動
- 採用情報
- お問い合わせ先
など、コーポレートサイトは企業のイメージ向上やブランディング、情報提供など多岐にわたる目的を果たしており、現代のビジネスにおいて欠かせないオンラインプラットフォームとなっています。
オウンドメディア
オウンドメディア(Owned Media)は、企業や組織が自ら所有し、管理するメディアチャンネルやプラットフォームのことを指します。企業のブランド価値やサービスの情報を発信するためのメディア資産として活用します。オウンドメディアは、主にウェブサイト、ブログ、SNS、ニュースレター、アプリなどのデジタルメディアを含みますが、印刷物や販売促進物(パンフレット、カタログなど)も含まれることがあります。
- ダイレクトコミュニケーション
- コンテンツ制作と配信
- 長期的な関係構築
- ブランド力の拡大
オウンドメディアは、他のメディアと組み合わせて戦略的に活用され、総合的なメディア戦略の一部として位置づけられることが一般的です。
ランディングページ
ランディングページ(Landing Page)は、ウェブサイトの中でも特定の目的やコンバージョン(行動の成果)を達成するために設計された単一のページのことです。通常、ランディングページは広告、プロモーション、マーケティングキャンペーンなどから来た訪問者を受け入れ、特定のアクションに誘導することがその主な目的です。
- 商品・サービスの訴求
- 広告やニュースレター
- 1ページ完結型
ランディングページは、特定の目的に焦点を当て、ユーザーの関心を引きつけて行動につなげることを目指すため、オンラインマーケティング戦略の重要な要素となっています。
ブランドサイト
ブランドサイトは、企業やブランドが自らの製品やサービス、ビジョン、価値観などに焦点を当て、オンライン上でこれらを紹介・展示するためのウェブサイトのことを指します。通常、ブランドサイトは企業のコアメッセージを伝え、ブランドのイメージやスタイルを反映するデザインとコンテンツで構成されています。
- ブランドのコンセプト
- こだわりや思い
- ブランドヒストリー
- 商品やサービスの紹介
- 新商品・イベントの掲載
- 視覚的な世界観
ブランドサイトは、企業のコンセプトやこだわりを軸に、メッセージ性のあるサイトとして重要な役割を果たします。
リクルートサイト
リクルートサイトは、企業が人材募集や採用活動に関する情報を提供するためのウェブサイトのことを指します。これは、求職者に企業の仕事や働く環境に関する情報を提供し、また企業自体が新しい才能を募集・採用するためのオンラインプラットフォームとなります。
- 求人情報
- 企業概要
- 採用プロセス
- 社風や働き方
- 福利厚生やキャリア開発
- オンライン応募
- 連絡先とサポート
リクルートサイトは、企業が人材を獲得しやすくするために重要な役割を果たしており、効果的なリクルートメント戦略の一環として構築されます。
今の時代に求められるホームページ
現代の時代に求められるホームページは、ユーザーエクスペリエンス(UX)や検索エンジン最適化(SEO)を重視し、モバイルフレンドリーであり、使いやすさが求められています。
- モバイルフレンドリー
- 高速な読み込み速度
- 使いやすいナビゲーション
- 安全性とプライバシー
- コンテンツのクオリティ
- 視覚的なデザイン性
- SNSとホームページの連携
- コンバージョンの対策
など、これらの要素を含むホームページが昨今の求められるホームページとして注目されています。ユーザーにとっても使いやすく、目的がはっきりしたWebサイトが重要となっています。
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