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【実データ公開】Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポート、当社メディアは2ヶ月で46万インプレッションでした

「自社サイトは、AI検索の中でどれくらい表示されているのか」。これまで感覚でしか語れなかったこの問いに、Search Consoleの新レポート「生成AI機能」(ベータ版)が初めて数字で答えてくれるようになりました。
当社が運営するメディアでもこのレポートが利用できるようになったため、本記事では実際のデータをそのまま公開します。結論から言うと、約2ヶ月間で46万インプレッション。AI Overviews(AIによる概要)やAIモードの回答画面の中に、当社サイトへのリンクがそれだけの回数表示されていた、ということです。
機能の解説記事はすでに多く出ていますが、実数を公開している例はまだほとんどありません。「AI検索対策は本当に必要なのか」を判断する材料として、生の数字とその読み方をお届けします。
この記事の要点
- Search Consoleの「生成AI機能」レポート(ベータ版)で、当社運営メディアの実データが確認できるようになった
- 2026年5月18日〜7月17日の約2ヶ月間で、合計46万インプレッション
- 日次では6,000〜10,000回前後で推移し、緩やかな右肩上がり
- 現時点で見られるのはインプレッション数のみ。クリック数・CTR・検索クエリはまだ確認できない
- それでも「AI検索での露出はすでに大量に起きている」ことが数字で証明された。ここが本記事の一番のポイント
はじめに:前回の続報として、実際の数字を公開します
2026年6月に、Search Consoleへ「検索生成AIパフォーマンスレポート」が追加されたことをお伝えしました(【2026年6月】Search Consoleに「検索生成AIパフォーマンスレポート」が登場|AI検索での自社サイトの“見え方”がわかるように)。

発表時点では一部サイトへの段階的な展開だったこの機能が、当社の運営メディアでも利用できるようになりました。
新機能の解説記事は世の中にたくさんあります。ただ、「実際にどれくらいの数字が出るのか」を公開している例はまだ多くありません。そこで本記事では、当社メディアの実データをそのまま公開し、そこから読み取れることを整理します。

実データ:約2ヶ月で46万インプレッション
当社メディアの生成AI機能レポートの概要は以下の通りです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 集計期間 | 2026/05/18〜2026/07/17(約61日間) |
| 合計表示回数 | 46万インプレッション |
| 1日あたりの平均 | 約7,500インプレッション |
| 日次のピーク | 約1.7万インプレッション(6月12日前後) |
このインプレッション数は、AI Overviews(AIによる概要)やAIモードといったGoogle検索の生成AI機能の中で、当社サイトへのリンクがユーザーに表示された回数です。つまり「AIの回答画面の中で、参照元として自社サイトが表示された回数」と考えて差し支えありません。
グラフから読み取れる3つのポイント
1. データの起点は2026年5月18日
期間フィルタで「16か月」を選択しても、グラフに表示されるのは2026年5月18日以降のみです。生成AI機能のデータはこの日付前後から蓄積が始まっているようで、それ以前に遡って確認することはできません。今後このレポートを分析の軸にするなら、5月中旬が事実上のスタートラインになります。
2. 日次6,000〜10,000回の安定した露出
計測開始直後は日次4,000〜5,000回程度でしたが、6月以降は概ね6,000〜10,000回のレンジで推移し、全体としては緩やかな右肩上がりです。特定の記事が一時的にバズったのではなく、サイト全体として日常的にAI検索の回答画面に載り続けている、というのがこのグラフの読み方です。
3. 6月中旬に突出したスパイク
6月12日前後に約1.7万回と、平常時の2倍以上のピークがあります。現時点ではクエリ別のデータが見られないため原因の特定はできませんが、特定のトピックへの検索需要が急増した際に、AIの回答に参照されるページを持っていると露出が跳ね上がる、という構造は通常の検索と同じだと考えられます。
このデータが意味すること:AI検索の露出は「すでに」起きている
「AI検索対策はまだ早いのでは」というご相談をいただくことがあります。しかしこの数字が示しているのは、対策をするかどうか以前に、露出の場としてのAI検索はすでに大きなボリュームで存在しているという事実です。
月間換算で約23万回。これだけの回数、AIの回答画面の中に自社サイトへのリンクが表示されているサイトと、まったく表示されていないサイト。この差は、ユーザーの検索行動がAIモードやAI Overviewsに移るほど広がっていきます。
そしてもう一つ重要なのは、当社メディアはAI検索のために特別なことをしたわけではない、という点です。検索意図に正面から答える記事を積み上げてきた結果が、そのままAI検索での露出につながっています。従来のSEOの延長線上に、AI検索での可視性がある。これが実データから言える結論です。
現時点のレポートの限界も正直にお伝えします
ベータ版の現時点で確認できるのは、インプレッション数・ページ・国・デバイス・日付のみです。以下はまだ確認できません。
- クリック数・CTR:表示された結果、実際に何回クリックされたか
- 検索クエリ:どんな検索に対してAIが自社サイトを参照したか
- 掲載順位に相当する指標
つまり「露出の量」は分かっても、「露出の質」や「流入への貢献」はまだこのレポート単体では測れません。当面は、通常のパフォーマンスレポートやアクセス解析と突き合わせて全体像を推定していく必要があります。逆に言えば、クエリデータが解放された時点で本格的な分析競争が始まります。今のうちに自社サイトの露出ベースラインを把握しておくことをおすすめします。
中小企業・店舗ビジネスが今やるべきこと
このデータを踏まえて、当社がクライアントにお伝えしているのは次の3点です。
- まず自社のSearch Consoleを確認する。
「検索結果のパフォーマンス」内に「生成AI機能」の項目が表示されていれば、すでに計測が始まっています。表示されていなくても、段階的な展開中のため問題はありません。 - AI検索専用の裏技を探さない。
実データが示す通り、検索意図に答える良質なコンテンツがそのままAI検索での露出につながります。基本のSEOとコンテンツ品質への投資が最短ルートです。 - 数値を記録し始める。
ベータ版のデータがいつどう変わるかは分かりません。週次でも月次でも、スクリーンショットやエクスポートで自社の推移を残しておくと、後から必ず効いてきます。
まとめ
Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートにより、これまで感覚でしか語れなかった「AI検索での露出」が、初めて自社の数字として見えるようになりました。当社メディアの実績は約2ヶ月で46万インプレッション。AI検索は将来の話ではなく、すでに起きている現実です。
当社では、こうした一次データに基づいたSEO・AI検索対応のホームページ制作と運用支援を行っています。「自社サイトはAI検索でどう見えているのか」が気になる方は、お気軽にご相談ください。

