2週間で40件の問い合わせがありました
会食のお礼メールの重要性と書き方と例文|社長・上司・取引先への効果的な伝え方

会食のお誘いを頂いた社長や上司、取引先に対し、会食後にお礼のメールを送ることは、ビジネスマナーの一環として非常に重要です。感謝の一言を伝えるのと伝えないのでは、あなたの印象やイメージにも影響することもあるでしょう。礼儀正しさを示すことで、相手に対する敬意を表し、信頼関係を構築することができるようになるため、会食のお礼メールは必ず送りたいところ。
ですが、「会食後のメール文の内容をどのようにしたらいいのかわからない」や「効果的な内容の書き方が分からない」と思われている方もいることでしょう。
そこで、この記事では「会食のお礼メールの重要性と書き方」を解説していきます。「テンプレートとして使える例文」の紹介もしているので、ぜひ参考にしてみてください。
会食後のお礼メールの重要性
会食後のお礼メールを送る重要性としては、主に以下の理由が挙げられます
- ビジネスマナーとしての意義
- 良好な人間関係の構築に寄与
ビジネスマナーとしての意義
礼儀・感謝の気持ちを形にする
会食は相手が時間・場所・費用・準備をかけて実施してくれるものです。その場で感謝を伝えていても、後日改めてメールを送ることで形式的にも気持ちを示せるため、礼儀正しい印象になります。
社会人としての信頼性を高める
「会食後にお礼を送る」行為は、細やかな配慮ができる人という評価につながります。特に社外の取引先や上司に対しては、約束事を守る人・信頼できる人という印象を与えます。
その日の内容を整理・確認できる
会食で話題に出た業務の確認事項や次のアクションを、簡潔に触れることで双方の認識ズレを防げます。ただの「お礼メール」ではなく、業務連絡+感謝という二重の役割を果たせます。
良好な人間関係の構築に寄与
相手に「大切にされている」と感じさせる
人は自分が時間をかけた相手から感謝されると、好意や信頼が強化されます。メールという形に残るお礼は、心理的にプラスの効果があります。文面的な感謝ではなく、心からの感謝を一言添えるとより相手に響くメッセージを送ることが出来ます。
会話の余韻をつなぐ
会食の場は、仕事の枠を超えた交流ができる貴重な時間です。翌日以降にメールで触れることで、その日の良い雰囲気を持続させることができます。
再会・次のビジネス機会につなげる
メールで「またお会いできれば幸いです」などの言葉を添えることで、自然な次回の機会づくりができます。一度の会食を単発で終わらせず、長期的な関係構築のきっかけにできます。
会食のお礼メールの例文(テンプレート)
① 社長宛・フォーマル型
件名|会食の御礼
社長 ○○ 様
昨晩はご多忙の中、お時間をいただき誠にありがとうございました。
お話を伺い、改めて御社のビジョンや事業方針に深く共感いたしました。
今後も誠心誠意、業務に励んでまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
○○部
○○ ○○
② 部長宛・感謝強調型
件名|昨晩の会食のお礼
○○株式会社 ○○部 部長 ○○様
いつもお世話になっております。
昨日の会食では、大変お世話になり誠にありがとうございました。
終始和やかな雰囲気の中、貴重なお話を伺うことができ、心より感謝申し上げます。
また機会がございましたら、ぜひご一緒させていただければと存じます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
株式会社○○
○○ ○○
③ 学びを重視する型
件名|会食の御礼申し上げます
○○株式会社 ○○部 ○○様
いつも大変お世話になっております。
昨日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
○○様から伺ったお話は大変勉強になり、今後の業務にも必ず活かしてまいります。
今後とも変わらぬご指導のほどお願い申し上げます。
株式会社○○
○○ ○○
④ 柔らかめ・関係性重視型
件名|昨晩はありがとうございました
○○株式会社 ○○様
昨晩は美味しいお食事と楽しいお時間を誠にありがとうございました。
○○様のお人柄に触れ、仕事の話だけでなく幅広くお話しできたこと、大変嬉しく存じます。
またお会いできる日を楽しみにしております。
株式会社○○
○○ ○○
⑤ 次につなげる型
件名|会食の御礼
○○株式会社 営業部 ○○様
昨晩はお招きいただき、誠にありがとうございました。
会話の中でいただいたご提案は、社内でも前向きに検討してまいります。
また進展がございましたら、改めてご相談させていただければ幸いです。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
株式会社○○
○○ ○○
⑥ 取締役宛・フォーマル型
件名|昨晩の御礼
○○株式会社 取締役 ○○様
昨晩はご多忙の折、お時間を頂戴し誠にありがとうございました。
貴重なお話を直接伺うことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
今後とも変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社○○
○○部
○○ ○○
⑦ 初対面相手宛
件名|会食の御礼
○○株式会社 ○○様
昨晩は初めてお目にかかれて大変光栄でした。
お忙しい中、お時間をいただき誠にありがとうございます。
お話しさせていただいた内容は非常に参考になり、今後の活動に活かしてまいります。
またお会いできる機会を心より楽しみにしております。
株式会社○○
○○ ○○
⑧ 季節の挨拶入り型
件名|会食の御礼
○○株式会社 ○○部 ○○様
暑さ厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。
昨晩は会食の席にお招きいただき、誠にありがとうございました。
貴重なお話を伺うことができ、大変光栄に存じます。
今後ともご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
株式会社○○
○○ ○○
⑨ 感謝と敬意を込める型
件名|昨晩の会食のお礼
○○株式会社 ○○部 ○○様
昨晩はお心遣いを賜り、誠にありがとうございました。
お話を通じて、貴社の姿勢や方針に改めて敬意を抱きました。
引き続き末永いお付き合いを賜りますようお願い申し上げます。
株式会社○○
○○ ○○
⑩ 親しみを持たせる型
件名|会食の御礼
○○株式会社 ○○様
昨晩は楽しい時間を共有させていただき、ありがとうございました。
おかげさまで有意義かつ心温まるひとときとなりました。
またぜひお誘いいただければ幸いです。
株式会社○○
○○ ○○
お礼メールの返信に関するマナー
できるだけ早く返信する
会食後のお礼メールはできるだけ早く返信しましょう。理想は当日中〜翌日午前中までが最適。遅くても2日以内には返すことで、「お礼メールを大切に受け止めている」印象を与えられます。
感謝の気持ちを受け止める
お礼の返信メールでは、「こちらこそありがとうございました」「お時間をいただき感謝します」など、相手のお礼に対して感謝を返す形が基本です。あなたの感謝の思いを言葉にして届けましょう。
相手をねぎらう言葉を添える
お礼の返信メールでは、会食の後は「お帰りの際はお疲れではありませんでしたか」「ご足労いただきありがとうございました」など、体調や移動への気遣いを一言加えると好印象です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回、この記事では会食のお礼メールの重要性と書き方について詳しく解説しました。お礼メールは感謝を伝えるだけでなく、今後の人間関係も左右する大事なメールです。
あなたの想いや感謝の言葉をメールに添えてお礼メールを作成してみてください。