How to use
野球の防御率計算ツール
1.自責点(ER)を入力する
投手が許した自責点の合計を入力します。
例:2失点なら「2」、3失点なら「3」。
小数やマイナスは入力できません。
2. 投球回数を入力する
投手が投げた合計の投球回数を入力します。
入力方法はいくつかの形式に対応:
- 小数表記:
6.1
→ 6回1/36.2
→ 6回2/3
- 日本語表記:
6回1/3
→ 6回1/36回2/3
→ 6回2/3
- 整数表記:
7
→ 7回ちょうど
入力例:
- 7回2/3投げた場合 →
7.2
または7回2/3
と入力。 - 5回1/3投げた場合 →
5.1
または5回1/3
と入力。
3. [計算する]をクリックする
入力した値をもとに自動計算が行われます。
4. 結果を読む
カードの上部にメイン結果、直下に計算式が表示されます。
さらに下部のグラフバー(可視化)に、割合が反映されます。
5. 入力を見直す(必要に応じて)
トータル値:投手の「純粋な失点ペース」を表します。
ERA(9イニング換算):スコアボードや成績表でよく使われる防御率。
利用シーン
- 試合後の成績整理:その日の登板のERと投球回から即座に失点ペースと参考ERAを把握。
- 投手比較:同一チーム内や相手先発との「1イニングあたり自責点」で横並び評価。
- 起用判断:中継ぎ・先発の適性検討、継投の目安(失点ペースが重い場面での交代可否)。
- 育成年代・草野球:7回制・大会ルールでも、トータル値×7で参考ERA(7)を手早く算出。
- スカウティング/レポート:短期大会・少投球回でも、指標を統一してレポートへ反映。
- メディア・SNS投稿:試合速報に添える簡易指標として、視聴者にわかりやすく伝達。ーセンテージ化
ツールで分かること
- トータル(1イニングあたり自責点)= 自責点 ÷ 投球回
- 低いほど良好。短い登板でも失点ペースを共通尺度で評価可能。
- 参考:9イニング換算ERA= トータル × 9
- 一般的なERAに合わせた見慣れた尺度で比較がしやすい。
- 投球回(正規化表示):
◯回◯/3
形式に整形して再確認。 - 計算根拠(画面下の式):どの値からどう算出したかが一目で分かる。
注意事項
- 投球回が0の場合は計算できません。1/3回(
0.1
or0回1/3
)以上で入力してください。 - 自責点(ER)のみを対象。失策による非自責点は含めません。
- 小数の意味は野球特有:
.1=1/3回
、.2=2/3回
。一般の小数とは違う点に注意。 - 端数入力(
7.5
など)は最寄りの1/3に丸められます。正確な成績で算出したい場合は7.1
/7.2
形式か「◯回◯/3」で入力してください。